The A.N.T. Relief Network

活動方針・その他

2012/05/01
概要
2012/01/26

●「あいのて」は、私たちが持っている「小さな余裕」を、世の中をより良くする為の「何か」に活用できればと考えています。一般的に、経済力、時間、精神力、体力、知識、芸能などは、それを活用して仕事をしたり、競争をしたりといった事に使われます。もちろん、生活をする上で、仕事や自分の能力を試してみる事などは必要な事だと思いますし、自分のことだけで精一杯だという方もいらっしゃると思います。しかし、その生活の上で、ほんの少しでもどこかに「余裕」があるとしたら、その「余裕」を、助けが必要な方や、世の中の為にちょっと役立ててみよう、というのが私たち「あいのて」の考えです。また、そのような考えを持っていただける方が少しでも多くなれば、きっと世の中もより良くなるのではないかと考えます。

●「あいのて」の目的は、支援活動、救済活動と言った、いわゆる「ボランティア」と呼ばれる活動をしている方と、その活動に賛同し、支援をしたいと言う方との架け橋となったり、ボランティア活動を様々な形で支援することで、「自分よりも他の人の為に力になろう」という気持ちを、できるだけ多くの方に持って頂くことです。「あいのて」は、その気持ちを持った者同士で、小さなことでも、他の人の為に何か力になれる事を企画・運営をしたり、時には同じ志を持った者同士で力を合わせることで、個人レベルでは困難な活動も行っていこうと考えます。

●「あいのて」は、支援者でもありますが、活動者でもあります。しかし、全てのメンバーが常に余裕があるわけではありません。活動も楽しいことばかりではありませんし、時にはメンバーも他の人の助けが必要になることもあるはずです。したがって、「あいのて」では、メンバー同士のコミュニケーションも大切な活動のひとつと考えます。お互いのコミュニケーションを深め、お互いを理解することで、活動が円滑に行われるようにすることはもちろん、メンバー同士による心のケアや、専門家による指導なども行って行きたいと考えます。そう意味でも、「あいのて」を、普段の生活に於いての悩みやストレスを解消したり、新しい友人を作ったり、ビジネスのヒントにしたりと言った場所としても活用して頂ければと考えます。

●「あいのて」では、メンバーが自分の「余裕」を有効的に活用できるよう、様々な企画をすると同時に、活動資金を賄う為のビジネス的な企画や、より多くの方に「あいのて」の活動に賛同して頂く為の広報活動的な企画も行っていきます。しかし、目に見える結果がなくても、「あいのて」の活動により、少しでも他の方に「自分よりも他の人の為に力になろう」という気持ちになって頂ければ、十分活動の意味があると考えます。したがって、メンバーを無理矢理勧誘したり、無理な資金調達を求めることは本意ではありません。
目的や活動内容を十分理解された上で参加、支援頂く事に意味があると考えます。


あいのてメンバーシップについて
2012/01/26

こちらをご参照ください

会則
2014/01/27

こちらをご参照ください

事業計画
2015/01/06

こちらをご参照ください(収支予算書はこちら

決算報告
2015/01/06

こちらをご参照ください

一般的なボランティア団体との違い
2012/01/26

例えば、ストリートミュージシャンがいたとします。彼の音楽的技術は特別抜け出ているわけではありませんが、出来るだけ多くの人に聞いてもらおうと、みんなが楽しくなるような音楽をしていました。時々ボランティアで出演を頼まれたりもするそうですが、アルバイトをしながらの生活なので、彼がボランティアをしたいと思っていても、交通費などを考えるとなかなか思うようにはいきません。
一方、また倉庫を持っているオーナーさんが、使っていない場所があり、時々使わないと劣化してしまうから何かやるなら使ってほしいと言ってくれました。また、音楽が好きだから、コンサートを主催するなら、音響、照明のレンタル費用のスポンサーになってもいいよ言って下さる方もいらっしゃいました。別の方は、まだ見習いだけど、デザインとかの学校に通ってるので、宣伝用のチラシやポスターを作るなら勉強の為に無料でデザインさせてほしいという方もいました。
コンサートを開催するには、その他必要な事がいろいろありますが、このような方々が、偶然知り合って、コンサートを開催するようになるまでの確率はかなり低いと思います。
でも、もしこれらの方々が、何か同じ目的の為に同じグループに所属していたらどうでしょう。
福祉施設の園長さんがメンバーにいて、子供たちに素敵な音楽を聞かせてあげられたら、、という話でもあれば、その話は他のメンバーにも伝えられ、それぞれの出来ることを一つにまとめることが出来るのです。
ここで言う目的は、もちろん子供たちの為にもなりますが、みんなの為=人の為になるということ、そして、同じグループとはもちろん「あいのて」のことです。
一般的なボランティア団体は、国や被災地、障害者、高齢者といったように支援する側とされる側とがはっきり分かれていますが、「あいのて」は企画や内容によってどちらにでもなる可能性があるというのが他のボランティア団体との違いです。


名称の由来
2012/01/26

「あいのて」は、「歌や踊りの調子に合わせて入れる手拍子」という意味の、「合いの手」から頂きました。「合いの手」は、”相手の話を積極的に盛り上げる”という意味があるので、ボランティア活動などを積極的に盛り上げようとする私達にとって最適だと考えました。また、様々な活動を通じて”愛”の”手”を差し伸べたいという意味も含め、ひらがなで「あいのて」と致しました。

主な活動履歴
2012/01/27

2009年11月 有志にてサポートグループ発足についてのミーティングを行う
2009年12月 団体名を「あいのて」に決定 ホームページ開設

2009年12月25日 あいのて 発足

2009年12月 第一回 SoftRock CAFE スタッフとしてサポート
2010年 1月 「海外支援体験&ボランティアセミナー」活動開始
2010年 2月 活動方針、会員レベル等、明確化、及び、一部修正
2010年 2月 郵便振替口座開設完了
2010年 4月 「海外支援活動体験ツアー」(ネパール)
2010年 8月 NMF野田ミュージックファミリー、ファミリーインターナショナルと共に、千葉県野田市七夕祭りの運営支援
2010年10月 第1回あいのてイベント 松戸「若夏」にて開催
2010年12月 「途上国支援ワークショップ&スタディツアー」活動開始
2010年12月 クリスマスコンサートに障害者等を無料招待
2011年 2月 第一回 あいのて感謝祭 開催
2011年 3月 公式ウェブサイトリニューアル
2011年 3月 東日本大震災により「支援ネットワーク」の構築を開始
2011年 3月 東日本大震災支援活動開始
2011年 4月 取引銀行追加(千葉銀行)
2011年10月 東北支部を宮城県南三陸町に設置 および 取引銀行追加(七十七銀行)
2012年 5月 宮城県南三陸町にコミュニティ施設「みなみ3りく太陽村」を設置(東北支部を太陽村内に移転)

「あいのて」の目標
2012/01/26

短期的な目標・・・現在各方面で行われているボランティア活動の為の具体的な支援活動になります。
もう少し詳しく説明すると、例えば、まず、現在実際にボランティア活動をしているグループから、どんな支援が必要かをリサーチし、その為にいくら位の費用がかかるのかを算出します。そして、その算出した費用を目標金額とし、チャリティーや募金などの企画や運営計画をして、それを実際に会員同士で目標を達成できるように活動していくと言った感じです。
この短期的な目標は、会員数や「余裕」の量などには余り左右されずに、目標金額と計画さえ出来れば、すぐにでも活動できるという点で、「あいのて」の目に見える活動となっていき、「あいのて」の実績ともなります。

中期的な目標・・・現在まだ草案程度のものなのですが、ある程度会員数や「余裕」が集まり、「説明会イベント」自体も、全国的な拠点を置くようになって、各地で開催されるようになってきてからのことになります。
草案の内容は、24時間テレビのような比較的大きなチャリティーイベントを行うということです。
しかし、24時間テレビと異なり、この草案では、イベントの運営全てに於いてボランティアで行おうとしています。
知っている方もいると思いますが、24時間テレビなどは、番組ということもあり、スタッフ、出演者、その他番組を制作するに当たっての報酬は支払われており、純粋なボランティアではありませんので、24時間テレビほどの大きなイベントまでとは言いませんが、可能な限り、会場や設備、出演者、スタッフなども含め、寄付やボランティアで運営する大きなイベントをが出来ればと考えています。

長期的な目標・・・これは、この「あいのて」の最終的な目標にもなりますが、「あいのて」が世界的な広がりを持つようになることです。国や宗教にとらわれず、それを越えて「あいのて」の考えが広まることで、無駄な争いも少なくなってくるのではないかと思い、それを長期的な目標としました。